ひな祭りの「なぜ」

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2016年8月27日 土曜日

ひな祭りに関する基本情報や豆知識をお届けします。ここでは、「ひな祭りが祝日でない理由」「内裏雛の正しい位置は?」など、ひな祭りに関する素朴な疑問にお答えします!

ひな祭りが祝日でない理由

かつて江戸時代頃には、ひな祭りの節句は五節句のひとつとして祝日とされていました。

所が、明治初期頃の新暦採用の際に、ひな祭りの祝日は廃止となってしまいます。

戦後になり、新たな祝日設置の動きが見られた際、世論調査の結果に基づき、ひな祭り祝日の流れがあったものの、3月より5月の方が気候が良いという理由から、5月の節句(こどもの日)を祝日と決定したとされています。

遅く片付けると婚期が遅れる?

飾りつけのタイミングは、大体2月中旬頃から、節句の日の一週間ぐらい前までが一般的でしょう。

片付けの時期としては、雛人形の保存状態をよくする為にも、空気の乾いた、天気の良い日を選び、なるべく早く片付けるようにします。

天気が悪い日だと、ひな人形に湿気が多く含まれ、カビや虫食いの原因となるからです。

昔から「雛人形を早く片付けないと婚期が遅れる」と言われていますが、これはひな人形を早く片付ける事を促す為の迷信だと思われます。

菱形はなぜ3色?

色の正しい順番は、一番上から紅、真ん中は白、一番下は緑。それぞれの意味は、紅が「桃」、白は「雪」、緑が「草」で、節句のお祝いの季節である3月は、桃が咲き、雪が残った地面から緑色の草が顔を出す、という趣のある季節の情景を表しています。

また、桃の木は災いを祓うという言い伝えがあり、縁起が良いとされています。

内裏雛の正しい位置は?

内裏雛の位置は、内裏の宮中の並び方を真似たものだと言われています。

日本では古来「左」の位置の方が位が上とされて、明治天皇の時代までは、その伝統に従った位置づけだったようです。ところが明治以降、文明開化の影響で日本の西洋化が活発になるに伴い、その位置づけも変化の兆しが見られます。

最初の即位式を挙げた大正天皇が右側に立った頃から、それ以降の皇室の伝統となり、それを模して関東地方では、男雛を右側(向かって左側)に配置する家庭が増えました。

長い歴史の残る京都では、古くからの伝統を重んじ、現代でも男雛を左側(向かって右)に置く家庭が多く見られます。

これらは「現代式」と「古式」として区別されていますが、原則としてはどちらでも構わない様です。

ちなみに、本来「内裏雛」とは、男女一対の雛を指します。男雛を「お内裏様」、女雛を「お雛様」と呼ぶ慣習は、童謡「うれしいひなまつり」の歌詞から来ており、実は誤った解釈なのだそうです。


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