博多の新定番? “ニワカそうす”使ってますか?

博多の定番“キャベツのうまだれ”“あごだし”などの万能調味料はみなさんご存知でしょうが、“ニワカそうす”なる万能たれを使っている人が近頃、急増中とのことです。

そこで今回は“ニワカそうす”を掘り下げてみようと思います。

“ニワカそうす”の製造販売元は福岡市南区平和のタケシゲ醤油

平和の細い裏通りにあるお洒落なコンクリートの階段を上るとタケシゲ醤油があります。

平和に住んでいた私は何度も訪れようとしたものの足を運んだことはありませんでした。

そのタケシゲ醤油は、福岡博多で250年の歴史がある料理人のための醤油店でした。

今までは料理人のみが知る醤油でしたが、家庭でも使いたいとのお客様からの要望に応える形で小売りも始めたとのことです。

店内は醤油さんとは思えないような素敵な空間が広がっていますよ。

 

全国品評会で認められてきた実績

醤油の品質向上を目指し、品評会が毎年開かれています。

受賞するには味/香り/色/これらがバランスよく調和していなければならず、高い技術力が求められる事のことです。

全国の醤油屋はおよそ1,500社という事ですので、受賞はかなりの名誉です。

タケシゲ醤油では、五福醤油と名乗っていた時代に出品しては、毎年のように受賞していました。

記録に残っているだけで13年連続。

それ以上受賞していたとの話もあります。

全国の品評会で高く評価されたそのクオリティーは今もなお、タケシゲ醤油に引き継がれているようです。

 

タケシゲ醤油の五カ条の誓い

(1) 名より実。徒に知名度を上げるようなことはしない。

(2) 理屈より味。博多の醤油として「一番おいしい」を目指す。

(3) 使う材料を吟味し熟慮のうえ最適なものを選ぶ。

(4) 必要以上の利益を頂かない。

(5) 食の「伝承文化」「楽しさ」「尊さ」を感謝の心を添えてお届けする。

タケシゲ醤油では時代に合ったおいしい醤油を追求し、創業以来変わらぬ信念を持ち続けています。

 

店舗概要

名称/タケシゲ醤油

住所/福岡市南区平和1-23-6

TEL/092-526-9682

営業時間/10:00~17:00

店休日/日・祝日・盆・年末年始

 

ニワカそうす誕生の話(HPより一部抜粋)

タケシゲ醤油に「タレをください」と一人のお客様が訪ねて来られました。

この商品は五福醤油時代から水産加工用の業者向けのタレとして毎月決められた所にだけ卸している、言うなれば一般の方は知るはずもない商品でしたのでとても驚きました。

思わず私の方から「このタレは何に使っていらっしゃるんですか?」と質問してしまいました。

すると「姑が朝から晩までこれ1本で何でも作るから、ないと困ると買いに行きたんです」との返事。

遠路はるばるこの店を探し出すのに3日もかかったそうで、タレを前にして「手に入れた。良かった~」と感激していらっしゃいました。

ところがそれから、何日も経たずにまたしても同じように「タレをください」と別のお客様が訪ねて来られたのです。

どうやら、ちょうどその時期にタレを50年も前から卸していた水産加工会社がなくなってしまったのですが、そこにお勤めの従業員さんたちは長い間このタレをご家庭に持ち帰り「魔法のタレ」として使っていたそうなのです。

やむを得ない事情とはいえ長年このタレでしか料理をしたことがないので、タレがないとどうやって料理を作ればいいのかと本当に困ってしまい、販売元である当社を必死に探されたそうです。

一体どんな料理ができるのだろうと興味を持った私は

「おススメのレシピがあったら教えてください。」と聞いてみました。

その方は「何を作っても失敗することがないし、本当においしいんですよ!

ハンバーグもおいしいし、煮魚も、酢豚も。あっそうだ!

とにかく生姜焼きを作ってみてください。そしたらこのタレの凄さがわかります!」と教えてくださいました。

その晩、仕事帰りに豚肉を買い「この甘いタレを折角のお肉にかけるのか……」と半信半疑ながら生姜焼きを試してみることにしました。

教えていただいた手順は次のとおり「漬け込みは不要。そのまま豚肉を焼き、火を止めた後にタレをかけて、最後におろし生姜を入れる。」

確かにあっという間においしそうな生姜焼きができました。

こんな簡単な方法で本当においしいのだろうか?

思わず声が出ました。

まさにプロの味でした。

衝撃を受けたこの感動体験を皆さんにお伝えしたいと思い、一般家庭向けに「博多ニワカそうす」と命名し販売を始めました。

徐々に口コミで広がっていき、そこから和洋中を問わず新しいレシピが生まれました。

たくさんの喜びの声を聞かせていただき、さらにたくさんの方に使っていただけるようになってきていますが、不思議なことに全国の方から郷土料理の味がすると言われます。

それは、この博多ニワカそうすが余計な香辛料などを使っておらず、全ての料理の土台となるベーシックな味なのだからだと思います。

 

六本松蔦谷書店 店内の商品で一番売れている“ニワカそうす”は博多の新定番

 塗るだけで、料理上手!プロの味と大好評の“ニワカそうす”ですが、昨年にオープンした六本松蔦谷書店の全商品アイテムの中でも、一番の販売数(書籍含めて)を記録しているそうです。

[contentcards url=”https://www.i-fukuoka.jp/shop/ropponmatsu421.html”]

関連する“ニワカそうすレシピ本”も書籍全体のトップ10にランクインしているとのことで、これはもう博多の新定番として認定で間違いないでしょう!

そんな“ニワカそうす”はトロっとしていて、まるでソースのようなとろみがあります。

さらには強力な浸透力で素材の中まで染み込み、まるで十分に煮込んだかのような味わいにしてくれるのです。

まさに魔法の調味料です!

毎日の料理がこれ一本で楽しくなる!そんな博多新定番の万能調味料“ニワカそうす”。

まだ試したことがないというあなた!

是非一度お試しあれ。

 

ちなみに、ネットでも購入できるみたいです。便利になりましたね。

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