中華の食べ方

中華のテーブルマナーとして、ここではれんげの扱いや料理の食べ方などを紹介します。

中華の食べ方

れんげの使い方

中華料理では、料理を取るときも食べるときも器やお皿を手に持たないのがマナー。テーブルに置いたままで、箸とちりれんげを使って食べます。中華料理には、スープ以外にもとろみをつけた料理や炒飯、デザートの杏仁豆腐などのように、ちりれんげを使わないと食べにくい料理がたくさんあります。ちりれんげは必須アイテムですので、この機会に正しい使い方をマスターしておくとよいでしょう。

持ち方

親指と中指でちりれんげの柄をつまむようにして持ち、人差し指を中央の窪みに添えます。西洋料理のスプーンの持ち方とは異なるので、気をつけてください。

使い方

お箸と一緒にちりれんげを使う場合は、お箸を右手に、ちりれんげを左手に持ちます。汁気の多い料理の場合、ちりれんげを受け皿の代わりに使うと汁がたれません。
麺類を食べるときは、一口分ずつ箸でつまんだ麺や具を、一度ちりれんげで受けてから口に運ぶと、音を立てずにスマートに食べることができます。ただし、麺をちりれんげに乗せたまま口に運んではいけません。スープを飲むときは、箸を置き、ちりれんげを右手に持ち替えて使いましょう。器に直接口をつけるのはマナー違反です。炒飯や杏仁豆腐などは、ちりれんげを右手に持って食べます。

取り皿の使い方

取り皿は、いつまでも同じお皿を何度も使わず、すぐに替えていきます。いくつもの料理を同時にたくさんのせたり、チリソースとホワイトソースのように味が違うものを同じお皿にのせないように気を付けましょう。


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