筥崎宮放生会の名物を紹介します
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放生会といえば、ガラス工芸品のチャンポンやしょうがなどのお土産品から、多彩に軒を連ねる露店などが有名ですね。この放生会の名物と言えばどういったものがあるのでしょうか?ここでは放生会名物について紹介しています。
放生会名物
ちゃんぽん
ちゃんぽんとは、中国から伝来したガラス細工で出来た玩具。繊細なガラス玩具で、息を吹き込むとポコンポコンと音が鳴ります。
江戸末期に一度流行し放生会で売り出されましたが、大正時代にいったん姿を消します。ところが昭和46年、日本最後のビードロ作家小川勝男氏により復活。いまや放生会の名物土産となっています。昭和30年、喜多川歌麿の浮世絵「ビードロを吹く女」で記念切手になった事でも知られています。
このちゃんぽんは、例年6月より筥崎宮の巫女さん達によりひとつひとつ手作業で絵付けをします。手作りであるため、ちゃんぽんひとつひとつの音が微妙に違ってますので、色々なちゃんぽんを吹いてみるのも、また楽しみのひとつです。
おはじき
初日の午前中には完売すると言われるほど人気のある「おはじき」。厄をはじく縁起物です。博多人形と同じ手法で博多人形師によりひとつひとつ手作りされます。
新しょうが
緑の葉がついた新しょうがもまた放生会の名物の1つです。戦前まで、筥崎宮周辺のたくさんのしょうが畑があり、地元の農家ではたくさんのしょうがを栽培していました。
放生会になると、採れたての新生姜を露店で売られていて、それを博多のごりょんさん達が、放生会のお土産として買って帰ったのがはじまり。それ以来、今や放生会の名物土産となりました。
露天
放生会の最大の楽しみは、やっぱり露店!期間中、筥崎宮の参道には多くの露店がひしめきあい、その数はなんと約500店以上と言われており、夜遅くまで多くの多く人出賑わいを見せます。露店の定番である、たこ焼き、焼き鳥、イカ焼きから、キャラクター物のお面、アクセサリー、茶碗、盆栽まで。また金魚や緑亀すくい、的当てや射的、手相など多彩な露店が数多く並びます!かつては着物も売れていた時代もあった放生会。博多の呉服屋は、放生会で一年の半分の売上を上げていたようです。
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