熊本ラーメンの特徴

グルメ福岡ラーメン情報
2016年8月19日 金曜日
ラーメン

福岡以外の九州のとんこつラーメンのひとつ、熊本ラーメンの歴史や味の特徴などについて解説します。

熊本ラーメン

とんこつラーメン発祥の地である久留米市より玉名市を経て、熊本市とその周辺地域に伝来して誕生したラーメンです。しかし、玉名市の玉名ラーメンともまた別物で、また博多ラーメンと同列に取られるケースも多いですが、同じとんこつ系でもその種類はかなり異なります。

どちらかというと、久留米に隣接している点や発祥の経緯から考えて、久留米ラーメン系と言って良いでしょう。全国的には「とんこつラーメン」と言えば博多ラーメン(長浜ラーメン)が知名度抜群ですが、熊本ラーメンは博多ラーメンに比べ、麺が太くコシが強く、スープも太麺に合わせて若干濃厚気味です。(博多ラーメンほどではありませんが・・・)。

スープは豚骨に鶏ガラをブレンドしたものが一般的ですが、豚頭骨のみでスープを取る店も少なくありません。麺は中太のストレート麺でコシが強く、初心者は生煮えかと勘違いするくらいに堅めです。

具材は、煮玉子、チャーシュー、メンマ、木耳、刻み小ネギ、モヤシ、海苔等で、豚肉の角煮、キャベツ、高菜等が使われる場合もあります。

調味料として、にんにくを揚げた油「マー油」や、好みに合わせてチップ状にした揚げにんにくなどをを入れます。

しかし博多ラーメンのベストパートナー「紅しょうが」は、熊本ラーメンでは使いません。それは、とんこつの臭みや油っぽさを抑えるための調理法によるもの。 ルーツである久留米ラーメンや玉名ラーメンの調理法と大きく異なり、スープを当日に使い切り、継ぎ足しをしない点にあります。この手法により「とんこつ臭」を抑えています。このため、豚骨のアクが強い博多ラーメンなどに比べ非常にまろやかで食べやすく、女性にも好まれています。その為、紅しょうがでその臭みをコントロールする必要がないんです。

また、熊本ラーメンには博多ラーメンのような替え玉のシステムはありません。


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