2026年3月3日(火)、福岡市中央区港の福岡造船株式会社 福岡工場にて、進水式が一般公開されます。
住宅街や都市高速のすぐそばで、全長100m超の巨大船が海へ滑り降りる光景を間近で体感できる、全国的にも珍しいイベントです。入場無料・予約不要で見学でき、地域住民や観光客から毎回高い人気を集めています。
進水式の開催概要と当日のスケジュール
午前9時30分に開場し、午前10時ちょうどに進水の瞬間を迎えます。時間は厳守されるため、遅くとも進水時刻の15~20分前には到着しておくのがおすすめです。
・日時:2026年3月3日(火)
・開場:9時30分
・進水:10時00分
・場所:福岡造船株式会社 福岡工場(福岡市中央区港3丁目3-14)
・入場料:無料(事前予約不要)
会場では正門から入場し、係員の案内に従って観覧エリアへ移動します。
観覧場所は先着順のため、船首側や全体を見渡せる高台など、良い撮影ポイントを確保したい方は開場直後の来場が安心です。
今回進水するのは9,000D/W型ケミカルタンカー
福岡造船が得意とするケミカルタンカーが、今回の主役です。
船種は9,000D/W型(載貨重量トン)ケミカルタンカー。化学薬品や油脂などを運搬するための特殊なタンクを備えた船で、国内外で需要の高い船型です。同社の建造船としては中型クラスですが、全長は約100m超。至近距離で見上げるその姿は圧倒的なスケール感があります。
進水式の流れと最大の見どころ
進水式は厳かな神事から始まり、ダイナミックなクライマックスへと進みます。
10時直前には、国歌演奏や社旗掲揚などの式典が執り行われ、船主による「命名」が行われます。この瞬間に、船の名前が初めて公表されるのも見どころの一つです。
そして10時、支綱(しこう)切断の合図とともにロープが切られ、シャンパンが割られます。くす玉が開き、紙吹雪や風船が舞う中、勇壮な音楽に合わせて巨大な船体が船台を一気に滑り降ります。
最大の見どころは、船体が海面へ突入する瞬間。轟音とともに上がる水しぶき、ブレーキ用に投下される鎖の響きは、体の芯まで伝わる迫力です。都市の中心部でこれほど間近に進水の瞬間を体験できる機会は非常に貴重です。

アクセス情報と来場時のポイント
会場には一般来場者用の駐車場がありません。公共交通機関を利用しましょう。
・地下鉄空港線「大濠公園駅」から徒歩約15分
・西鉄バス「給油所」または「港二丁目」バス停から徒歩数分
工場内は段差やレールがあるため、スニーカーなど歩きやすい靴での来場が推奨されます。ハイヒールやサンダルは危険です。また、写真・動画撮影は可能ですが、三脚の使用など周囲の見学者の妨げにならないよう配慮が必要です。
雨天でも実施されることが多いものの、荒天時は中止や変更の可能性があります。当日の朝に公式SNS(Instagramなど)で最新情報を確認してから向かうと安心です。
街なかで体感する、巨大船誕生の瞬間をその目で
都市の中心部、しかもこれほど至近距離で進水の瞬間を見られる機会は全国的にも非常に貴重です。全長100m超の巨大なケミカルタンカーが、轟音とともに海へ滑り出す迫力は、映像や写真では決して味わえない体験です。
厳かな命名の儀式から、支綱切断、そして水しぶきが舞い上がるクライマックスまで、わずか数十分の中に凝縮されたドラマは圧巻のひと言。ものづくりの現場が生み出す力強さと感動を、間近で感じられます。
入場無料・予約不要で参加できるのも大きな魅力です。福岡市民の方はもちろん、観光で訪れる方にとっても、福岡の“ものづくりの底力”を体感できる特別な朝になるはずです。
2026年3月3日、巨大船が新たな航海へと旅立つその瞬間を、ぜひ現地で見届けてみてはいかがでしょうか。
























