世界最大級のシェア自転車ofo 北九州市が国内2か所目に選定

世界21カ国250以上の都市で展開していて、その利用者は2億人を超えるシェア自転車のofoが国内2か所目に選んだのは北九州市でした。

黄色いかわいい色合いの自転車が目印です。

ofoとは

世界21ヶ国250都市で1,000万台の自転車でシェアサイクルを展開しているのがofoです。

ofoのコンセプトはシェアリングエコノミー。

スマートフォンのテクノロジーを活用した利便性の高いシェアサイクルを通じて、都市部の交通環境の改善・環境を重視した、”人と環境にやさしい新たなライフスタイルを提案する“ことを目的として、2014年に創業された世界最大級のシェアサイクルプラットフォームです。

これまでの利用者は2億人を超え、一日に換算すると、平均3,200万回使用されていることになります。

これはすごい数字ですね。

シェアサイクルを利用することで抑えられるガソリンの消費や、二酸化炭素の排出量その他の環境汚染に影響を与えるモノから私達の地球を守ってくれています。

2014年の創業から僅か数年でここまでの規模にまで成長したofoの戦略は、北九州市をパートナーとして選定したことからうっすらと見えてきます。

 

環境モデル都市 北九州市の戦略とは

北九州市は、内閣府認定「環境モデル都市」です。

さらには、2008年に策定された環境首都総合交通戦略の一環として利便性が高く環境に優しいコミュニティサイクルの普及を促進しています。

その考えに賛同したのがofoということですね。

北九州市は、ofoのシェアサイクルを活用することにより、環境に配慮した街づくりだけでなく、市民の利便性の向上を促進することが出来ます。

さらには、世界展開しているofoのサービスを導入することで、訪日旅行客の北九州市への誘いこみが可能となります。

まさに双方の思惑が一致したという事でしょうね。

ちなみに、福岡市内ではシェアサイクルの“メルチャリ”がサービスを開始しています。

参考記事:オンデマンドシェアサイクルサービス『メルチャリ』福岡市より始動!

 

ofoシェアサイクルの利用方法

ofoのシェアサイクルは専用のスマートフォンアプリをダウンロードして使用します。

これにより、利用後の支払いはもちろんですが、自転車のQRコードのスキャンによるロックの解錠から駐輪場所の検索、さらには自転車の借出・返却が可能なポートの検索まで全ての操作を専用アプリで行う事が出来ます。

ofoは、シティバイクのステーション18カ所でサービスを開始して、順次エリアの拡大を目指すとのことです。

 

利用手順

・アプリから指定ポートと利用可能な自転車を検索。

・身近なポートのどこからでも自転車が借りられます。

・車体のQRコードをアプリでスキャンしてロックを解錠します。

・利用が終わったら、目的地付近のポートに返却。

・ロックを施錠して、アプリで支払いを確認します。

 

ofoシェアサイクル専用アプリ概要

 料金/無料(App StoreならびにGoogle Play)

対応OS/iOS 8.0以降、Android 4.1以降

対応デバイス/iPhone、iPad、iPod Touch、各種Android端末

※アカウント作成には、電話番号が必要です

対応言語/日本語・英語・中国語・韓国語をはじめとする18言語

利用プラン /都度利用(30分100円):1回の利用につき30分100円から始まり、以降

30分毎に100円が加算されます。

1日パス(定額500円):パス購入から翌日の24時までの期間、何度でも自転車の利用が可能です。

※北九州市では、「月額パス」には現在対応していません

※いずれもデポジット不要です。

 

ofoシェアサイクル利用時の補償について知りたい!

 ofoシェアサイクル利用に際しては三井住友海上火災保険株式会社を引受先とした保険が付いています。

・利用者のケガの補償:死亡・後遺障害保険金額:300万円・入院保険金日額:4,000円

・他人の身体障害・財物損壊に関する損害賠償責任による損害:1事故につき対人・対物支払限度額1億円(示談交渉サービス付き)

 

シェアサイクルの今後

 異業種からの参入や既存サービス提供企業までその名の通りシェア争いが激化しそうなシ

ェアサイクル業界です。

既存企業と言っても歴史の浅い会社ばかりで、サービス開始からそれほどの歳月を経るこ

となく競争激化に突入した様相ですね。

その理由はどこにあるのでしょうか?

いくつかの原因はあるのでしょうが、一番の理由として考えられることは、都市部でしか

必要としないサービスだからでしょう。

日本だけで見ても、いや福岡だけでみても少し田舎へ足を向けると車なしでは生活できな

いような場所ばかりです。

人口密集は高くても都市部と言われる場所は多いとは言えず、そこを各社の取り合いとい

う状態だといえます。

そうした中、国内サービス提供の場として和歌山、そして2番目として北九州市を選んだ

Ofoの選択は非常に興味深いですね。

大都市では無く、少し小さな都市でサービスを定着することが出来たならば、そのビズネ

スモデルは強い武器となりそうです。

いずれにしても、今後の環境汚染を考えた時、私達の出来る小さな一歩としてシェアサイ

クルの活用はごく当たり前のことになる日はすぐそこまで来ているようです。

参考記事:シェアサイクルサービスを徹底比較

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