肌の基本構造としくみ

美容フェイスケア情報
2016年9月23日 金曜日

スキンケアに関する情報をお届けします。ここでは肌の基本構造としくみ、皮膚の役割など、肌に関する基本知識について解説しています。

肌の基本構造としくみ

皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層に加え、皮膚が変形した付属器官から作られています。

表皮とは目で見えることが出来る皮膚の表面部分をいい、個人差はありますが平均して約0.2~0.07mmあります。

日焼け止め剤について

皮膚の一番表面の部分に位置します。

  • 角質層(かくしつそう)

    表面には皮脂膜と呼ばれる弱酸性の、汗と皮脂が絶えず分泌される事によって出来る天然保湿クリームを生成しています。

    この皮脂膜は細菌の繁殖を防いだり、水分の蒸発を妨げて肌の保湿を助けるバリア機能という役割も担っています。

    通常、水分を約10%~30%程含んでいますが、これが不足すると乾燥肌の原因となります。

    またバリア機能も低下し、化粧品がしみたり少しの刺激でもかゆみを感じたりします。また紫外線からの影響も受けやすい状態になります。

  • 透明層(とうめいそう)

    生命力がない無色の無核細胞で、手のひらや足の裏にだけ存在しています。

  • 顆粒層(かりゅうそう)

    皮膚の乾燥を防ぐ部分で皮膚防止膜を作る場所です。

  • 有棘層(ゆうきょくそう)

    5層の中で最も厚い部分です。細胞と細胞を結合し、表皮に栄養を送り込んだり、表皮の疲労を取り除く働きをしています。

  • 基底層(きていそう)

    表皮の一番下に位置して、ここで血液から栄養分と酸素を取り込んで、新しい表皮細胞を作り出していきます。この部分で作られた皮膚細胞は分裂を繰り返しながら徐々に上へと押し上げられ、垢となって代謝されます。この期間は約28日間。「肌のターンオーバー」と呼んでいるのはこの働きの事を指します。

    しかしダイエットなどで栄養が不足している状態や、喫煙によって血行が悪くなったりすると、ターンオーバーのリズムに支障をきたす原因となります。

    また、基底層にはメラノサイトという色素細胞があり、ここでシミの元になるメラニン色素が作られます。

真皮の構造と役割

真皮は表皮の下部に存在し、皮膚を形成する中心的な役割を果たしています。

血管など重要な組織を保護する役割を持っており、皮膚全体の栄養や酸素補給、老廃物の運搬などの活動を支えます。

  • コラーゲン

    真皮の約70%はこのコラーゲン(膠原繊維)の集合から成ります。弾力性に富んでいますが、紫外線や加齢と共に弾力性を失います。

  • エラスチン

    コラーゲン繊維をつなぎとめるように支え、皮膚全体の強度を助けています。真皮の約5%を占めていますが、加齢と共に減少していきます。

  • ヒアルロン酸

    コラーゲンやエラスチンの網目構造の間を埋め尽くしているゼリー状のムコ多糖類成分です。ヒアルロン酸は水分を含む力が非常に強く、ヒアルロン酸が多く蓄えるほど真皮は肌のハリを維持しみずみずしい肌へと導きます。しかし、これも年齢とともに減少していきます。

  • 繊維芽細胞

    上記の真皮成分、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出す細胞です。


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