福岡市 福岡パルコ新館5階に会員制のシェアオフィス「ザ・カンパニー」がオープン

福岡パルコはシェアオフィス利用者による情報発信で、来客や売上の増加を見込む

 2017年12月福岡パルコ新館にシェアオフィス「ザ・カンパニー」がオープンしました。ちなみに、商業施設にシェアオフィスが入居するのは初めてということで、物販に依存した運営形態からの脱却などを目指す大規模改修の一環とのことです。

福岡パルコからすれば、ネット通販の勢いが増し、実店舗の不振が続くなか「モノを売ること以外の新たな集客チャンネルを作りたい」との思惑があったようです。

会員制シェアオフィス「ザ・カンパニー」の概要とは

 福岡パルコ新館5階の全フロアに、オフィス区画7室と2人用のブース25室さらには、フリー席100席を設けていて、3つの会議室も準備されています。

フロントではサービスや受付を対応するスタッフが常駐しています。

  • 共用OA機器(コピー機・ファックス・スキャン)利用可能。
  • フリーWi-Fi完備。
  • 固定席は有線LANでインターネット利用可能。
  • 3つの会議室(6〜10人)を利用可能。
  • イベントスペース。
  • ドリンクカウンター。(共有電子レンジ/冷蔵庫あり)
  • フォンブースあり。
  • 365日24時間利用可能で“セキュリティ”対策。

7室あるオフィスはすでに6室が埋まっていて、IT企業や芸能事務所などが入居する予定とのことです。

 

会員制シェアオフィス「ザ・カンパニー」他のシェアオフィスとの違い

会員制シェアオフィス「ザ・カンパニー」では、入居先企業が月額15,000円程度から利用可能な、経理業務を簡素化する「みんなの経理」というサービスがあります。

サービスの中身として、フィンテックベンチャーや会計事務所と連携した、紙のレシートや領収書のデータ化と税務申告までを行うとのことです。

日本最大級のシェアオフィス&コワーキングスペースを運営するゼロテンの想い

利用者同士が、独自開発のオリジナルSNSとクリエイティブな空間によってリアルでもバーチャルでも繋がり、ビジネスが生まれ、成長することが真の狙いとのことです。

弁護士や会計士をはじめとする専門家の相談窓口も整備し、実質的な協働やスタートアップの支援も行うようです。
単なるシェアオフィスではなく、事業家やクリエイターなどさまざまな業種のフリーランスのワーク拠点として、さらには企業のサテライトオフィスとして、メンバー間のコミュニティを構築することでビジネスのつながりを深めてもらう事を期待しているとのことで、

今後の働き方改革に一石を投じるかも知れませんね。

 

シェアオフィスのメリットとデメリットとは

 最後にシェアオフィスを利用する上でのメリットとデメリットについてお話ししてお別れしようと思います。

 

シェアオフィスのメリット

○色々な人達と知り合うことが出来ます!
様々な業種の人が多く在籍していて、異業種間ならではの案件が発生することが頻繁にあります。
専門性の高い方が多いのも特徴の一つで、外注先を探すこと無く仕事を依頼することが可能になったり、営業すること無くクライアントと出会えたりすることも少なくありません。これこそが最大のメリットと言って間違いないでしょう。

 ○空間を自由に使える
中小企業のオフィスに比べるとフリースペースが充実していて、シェアオフィスであるという事実を除けば、最先端の大手企業のような空間演出になっていることが多いのもシェアオフィスの特徴と言えます。

 ○好立地/低コスト
シェアオフィスは好立地であることが基本です。
その為、来社いただく時や、営業の起点として考えた時にも非常に効率がいいと言えます。さらにその好立地で考えればおよそ想像も使い無い程の低コストで、事務所の開設が可能になります。
それだけに留まらず、開業時にネックとなるOA機器などが充実しています。シェアオフィスのコピーサービスや、冷蔵庫などのインフラを備えてあるところも多いので、余計な費用を経営資源に集中させることが可能になります。

 

シェアオフィスのデメリット

○例えるなら濃密なマンションやシェアハウスと同じ
シェアオフィス空間に上下関係はありません。しかも個人で活動されている方や、ある意味こだわりの強い方が多いのもシェアオフィスの特徴です。特にフリースペースなどで作業をする人の多いシェアオフィスでは、その空間の使用方法などでストレスを感じる事も少なくありません。
フリースペースの長時間に渡る占有や、従業員やアルバイト達のデスク変わりとして使わせてしまう経営者などが居る事も事実です。そのあたりの曖昧な部分も積もり積もって限界を迎えることが無いとも言い切れません。会社組織と違って、フリーランス同士が集まるシェアオフィス特有の問題と言えます。

○ 機密保持
機密情報を取り扱う業務を主とされる場合、シェアオフィスは不向きです。
基本的に様々な方が出入りしますし、通常のオフィスほどのセキュリティ概念そのものが存在していません。自ずと仕事を家に持ち帰ることに繋がりかねません。

後、異業種の方が混在する空間で自分の作業に集中することへの慣れに時間が掛かる事もありますし、そもそもその適正に欠けている場合もありますので注意が必要ですよ。

 

参考:利用者急増のシェアオフィス。そのメリット、デメリット

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