神幸式大祭2025|太宰府天満宮で9月21日〜25日に開催、平安絵巻の行列や千灯明も

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秋の太宰府天満宮を彩る最大の神事「神幸式大祭」が、2025年9月21日(日)から25日(木)まで執り行われます。福岡県の無形民俗文化財に指定されるこの祭りは、平安時代から続く伝統行事で、平安装束に身を包んだ行列や幻想的な千灯明など、見どころ満載です。

神幸式大祭とは?平安時代から続く格式高い秋祭り

神幸式大祭は、太宰府天満宮で最も重要な年中行事であり、菅原道真公の御神霊を慰め、国家安泰や五穀豊穣を祈願する祭典です。康和3年(1101年)に大江匡房によって始められ、現在では福岡県の無形民俗文化財に指定されています。

期間中は御神輿の巡行や神前での祭典が日替わりで行われ、地域住民や参拝者が一体となって秋の訪れを祝います。

約500人が練り歩く「お下りの儀」と「お上りの儀」

平安時代の王朝文化を感じさせる神幸行列は、神幸式大祭の中でも特に注目される儀式です。

1,000年前の風情が蘇る豪華な神幸行列

9月22日(月)の「お下りの儀」と9月23日(火)の「お上りの儀」では、約500人の参加者が平安装束を身にまとい、御神輿とともに太宰府天満宮から榎社までの約2kmを練り歩きます。沿道には多くの観客が訪れ、優雅で厳かな行列に魅了されます。

この神幸は、太宰府天満宮の御本殿と、道真公の生前の住居跡である榎社との間を神輿が行き来するという、全国的にも珍しい形式です。

最終日の「千灯明」は幻想的なクライマックス

祭りの締めくくりとなる9月25日(木)夜の「千灯明」では、境内の心字池周辺に約1,000本のろうそくが灯されます。静寂の中にゆらめく灯りが幻想的な世界をつくり出し、天神様への感謝と祈りが捧げられます。

この荘厳な光景は、訪れる人々に深い感動と敬虔な気持ちをもたらします。

2025年の開催日程と主なスケジュール

それぞれの日に異なる神事が行われ、毎日が見逃せない内容です。

  • 9月21日(日)15:00 神幸式大祭始祭(本殿祭)
  • 9月22日(月)19:00 お下りの儀(御神輿が榎社へ)
  • 9月23日(火)15:30 お上りの儀(榎社から御神輿が本殿へ戻る)
  • 9月24日(水)19:00 古式献饌祭(神饌を捧げる伝統祭)
  • 9月25日(木)11:00 例祭(本殿祭)
  • 9月25日(木)20:00 千灯明(心字池を1,000本のろうそくが彩る)

天候によりスケジュールが変更になる場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。

アクセス・お問い合わせ

会場:太宰府天満宮(福岡県太宰府市宰府4-7-1)
アクセス:西鉄「太宰府駅」から徒歩約5分、九州自動車道「太宰府IC」より車で約15分
駐車場:周辺に有料駐車場あり
お問い合わせ:太宰府天満宮社務所(092-922-8225)
公式サイト:https://www.dazaifutenmangu.or.jp/omatsuri/jinkousiki

歴史と幻想が交差する特別な5日間、心に残る秋のひとときを太宰府で

神幸式大祭は、千年以上の時を超えて受け継がれる伝統と、平安絵巻のような美しさを体感できる貴重な機会。
華やかな行列、厳かな神事、そして夜を照らす千灯明――そのすべてが、秋の太宰府を幻想的な空間へと変えてくれます。

歴史好きな方はもちろん、日本の美や文化に触れたい方にもおすすめの祭典です。
五感で味わう秋の太宰府で、心が洗われるような非日常のひとときを過ごしてみませんか?

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