引越しは計画的に?! 転入者が集中する3月の福岡市で注意したいこと

春は旅立ちや新生活の時期ですね。

この春から大学に通う学生さんや、新入社員のみなさん、さらには転勤で福岡市に引っ越して来るという方も多いのではないでしょうか。

そんな何かと騒がしくなる福岡市である問題が発生しているようです。

それは、新生活がスタートするまでに引っ越しそのものが出来ないかも知れないという、なんとも捨て置けない緊急事態のお話です。

新生活に間に合わない?毎年3月は引っ越しシーズンだとわかっていても対応出来ない理由とは?

日本では、3月に一斉に卒業、4月から一斉入学・入社と言うのが通例ですね。

もはやそれは普遍的な事実であり、この時期に売上の大半を稼ぎ出す会社も少なくないはずです。

なのに何故、今年に限ってこのような事態を招いているのでしょう?

福岡市が“それなりの都会”であり、人口流入において全国的にも最上位に位置することは多少なりとも影響しているようですが本当の原因はもっと根深いモノのようです。

次項ではその問題について考えてみたいと思います。

 

引っ越し業者の現状と抱える問題とは?

引っ越したいのに、引っ越せない。

そのような悩みを抱えているのはなにも福岡市だけに限った事ではないようです。

その混雑ぶりが伺える現象として、全日本トラック協会は「引越混雑予想カレンダー」を作成しています。

そして、転入者を迎え入れる市町村や企業などに、引っ越しの時期を3月より前倒しにすることや、4月中旬以降として頂くべく協力を求めているというのです。

 

引っ越し業者や運輸業界で起きている問題

○宅配大手数社による運賃値上げと労働条件見直しの影響

・好待遇で採用拡大を図った大手物流会社に引っ越し業者からドライバーが流出

・既存の企業契約を優先しなければならない

○政府主導による働き方改革の影響

・大手企業を主とした、長時間労働抑制による受注減

・肉体労働に対する偏見等によるアルバイト不足

 

要するに引っ越し業者のドライバーが、同じような業種で尚且つ好条件の物流会社に流失したことによる人手不足と、受けられるだけ受けるというような無茶な労働を抑制したために起きた問題のようです。

このことによる弊害は引っ越しを依頼する個人に降りかかってきます。

現状どのような弊害が起こっているのでしょうか?

 

どうしても引っ越しがしたい!どうすれば予定日に間に合う?

自分がお願いしたい日時で作業を受けてもらえる引っ越し業者が見つからない!

あなたならどうしますか?

同じように悩む個人が抱える問題や、その結果下した決断について見てみましょう。

 

引っ越し業者に依頼したところ帰って来た回答

  • 4月上旬までは一切対応できないと明確に断られた
  • 通常料金の2倍近い金額を提示された
  • 深夜などの時間帯を指定された
  • 運び出したい荷物の制限を告げられた
  • ドライバーが一人のため、依頼者本人のサポートをお願いされた

いかがですか?絶対に無理ですと断られてしまうことは一番きついですが、それ以外の回答も中々厳しいものになっていますね。

荷物の制限や、倍料金なんて論外ですし、どうしても引っ越しをしたいなら深夜作業か自らがサポートしかなさそうですね。

 

今後このような事態を招かないようにするために気をつけたいこととは?

国立大学の合格発表って3月ですよね?

転入先の新居に目星をつけるくらいのことはしていても、合格の成否も出ないうちに引っ越し業者に依頼する人は先ず居ないでしょう。

大学生だけではありません。

企業などの人事異動の内示は、これからが本番です。

そう考えれば、引っ越しの依頼はこれから益々ピークを迎え、その結果今よりも多くの方が引っ越し業者を見つけることに苦労することは明らかです。

このままでは、入学式までに引っ越しが終わっていないという学生が出ることも十分に予想されます。

ではどうすればこのような事態を回避できるのでしょうか?

結論から言えば、本年度の引っ越し難民の方々に打てる対策はほとんど無いと言っていいでしょう。

あくまで一人暮らしの方を対象にすれば、深夜作業の引っ越しでも、自らが手伝って行う引っ越しでも、荷物制限がある場合は、現地で買い替えるしかありません。

当然、想定よりも高い料金を支払う場合もあるでしょう。

でも、なんとしてでも引っ越しをしないといけない訳ですから仕方のない事だとも言えます。

大手企業の転勤辞令などに関して言えば、会社側が法人契約している物流会社があったり、暫くはホテル宿泊の経費が出たりとそんなに心配する必要はありません。

ここでの引っ越し難民者はやはり新大学生でしょうね。

大学合格の発表が差し迫ったこの時期では気持ちにゆとりが持てないと思いますので、事前に引っ越し業者に依頼しておくことがやはり、一番有効な対策です。

もしも不合格の場合は日数に応じたキャンセル料を徴収される事もあるでしょうが、ギリギリになって業者が見つからない!または通常の2倍以上の料金を請求された!等となるよりはマシです。

事前に数社見積もりを取りよせ、最適の一社と仮契約しておくことをオススメします。

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